一玉一玉、熟度を見極めます
名人向後一洋さんが作る
『飯岡メロン』
千葉県旭市は県内でも有数の農業生産地、中でも飯岡地区はメロン栽培の適地として特に「タカミメロン」の栽培が盛んで『飯岡メロン』のブランドで知られます。
そんな飯岡メロンの名人として直売場で人気を誇り、地域でも一目をおかれるのが向後一洋さんのメロンです。
向後一洋(こうごかずひろ)さんは元飯岡メロン部会長などを歴任したメロン一筋。
今では自らのメロン栽培を極めるために独自の栽培と販売を行っています。
周りに遮るものの無い、広々とした圃場。太陽をたっぷりと浴びる素晴らしい環境です。土壌は砂交じりの赤土で、水はけと栄養のバランスに優れています。
さらに、向後さんは「熟度」にこだわります。
長く畑にならしておくことで熟度を上げるとともに、味わい・香りに果肉の質や果汁量まで高めていきます。
ならせばならすほどおいしく、上質に仕上がりますが、一定の熟度を超えると品質は落ちてしまします。
その見極めが大事で、「メロン農家は一子相伝でないと難しいですね。」と語ります。
日々メロンと向き合い、収穫適期を見逃さない事。非常にシンプルなことですが、美味しさの秘密はそれに尽きます。
開花から通常より長く、60日ほどをかけて熟成させる向後さん。
一玉一玉見極めて、美味しい時期に収穫し、価値を認めてくれる販売先へ卸し、自らの手でも販売する…
とても手間暇のかかることですが、食べる人を満足させるために手の届く範囲内の生産を心掛けて、こだわりの美味しさを作り続けています。
小玉も応援販売
普段は市場には出さない小玉ですが、どうしても天候に左右されて小玉に仕上がってしまうこともあります。
そんな農家さんの「困った!」を解決し、少しでも来年のメロン栽培につながるように当店で販売したいと思います。
赤・青2色をランダムで、必ず2色はいるように詰めていただきます。日々の収穫量によってお届けする内容が変わりますが、職人メロンを一玉でも多く召し上がってもらうために、このような方法を採用しました。
是非召し上がって下さい。