市田柿の突然変異で誕生した新しい干し柿
干し柿生産量日本一(※)の長野県で、2017年に販売が始まり2020年に商標登録された新しい干し柿『琥珀の華』です。
長野県北東部に位置する中野市だけで生産されるこの干し柿は、まだまだ生産が安定せずに希少なため、ネット通販としては当社でのみの販売です。
『琥珀の華』は、蜜のような甘さと、餡のようなしっとりとした舌ざわりが特徴。
丸く成形する過程で何度も柿を揉み込み、水分量を調整し、独特の食感と甘さに作り上げます。
柿が干されているときの"琥珀色"と、干し柿の表面を覆う白い粉が"華"のようだったことからその名が付けられました。
甘さも食感もバランスの良い食味ですので、干し柿好きの方はもちろん、干し柿は初めてという方にもおすすめです。
※農林水産省:令和3年産特産果樹生産動態等調査
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消費期限 | 柿は徐々に硬くなりますので、賞味期限に関わらず出来るだけお早めにお召し上がりください |
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保存方法 | 常温 |
販売情報 | 販売期間:11/28 00:00 ~ |
【琥珀の華】
長野の干し柿といえば市田柿(品種)を原料としてGI登録された干し柿「市田柿」が有名ですが、
『琥珀の華』は、市田柿の「枝変わり」と呼ばれる突然変異から生まれた柿で作っています。
現在、その木を育てる農家は20名ほど、5〜10本ずつ所有していますが、そのうち収穫・生産できる段階の生産者は4名とわずかです。
収穫適期が1週間ほどと短く、熟すとすぐに落果してしまうこともあり、収穫量がまだ安定していません。
栽培の難しさに加え、干し柿作りにも手がかかります。
収穫後、「置き熟」といって、3日ほど追熟させます。これは水分が内部に移動し、糖分も内側に回ると考えられた製法です。
同時に、皮離れしやすい状態になるため、小ぶりな柿でも、糖を蓄えた果肉の部分を最大限活かせるのです。
次に、ハウスで天日干しを行います。デリケートな果実なので機械で揉み込むのは数秒程度、手もみ成形を繰り返します。
また、湿度が高すぎると破れなどにつながるため、特に湿度には細心の注意を払い仕上げていきます。
この手間を惜しまない生産者の努力の結晶が「琥珀の華」です。
【長野県中野市】
長野県の北東部に位置する中野市は、昔から冬の寒さを活かした干し柿の生産が盛んな地域です。
中野市では、「琥珀の華」のほか、「(市田柿と同様の原料、製法で干し柿にした)おひな柿」、「(庄内柿から作った)ころ柿」の3品目を生産・出荷しています。